■ ID | 275 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 土壌・地下水汚染調査における物理探査の適用性(その1)−工場跡地における物理探査− Applicability of geophysical exploration for investigation of soil and groundwater contamination (Part 1) - Geophysical exploration at a former industrial site - |
■ 著者 | 河村茂樹
Shigeki Kawamura
(協)地盤環境技術研究センター 西田道夫 Michio Nishida (協)地盤環境技術研究センター 佐坂公規 Kouki Sasaka 埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一 Hachinohe Shoichi 埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 Motoyuki Takahashi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 物理探査学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 物理探査学会第108回(平成15年度春季)学術講演会、平成15年5月28日 |
■ 抄録・要旨 | テトラクロロエチレンによる汚染状況の検出可能性についての検討を目的として、予め土壌・地下水汚染が確認されている工場跡地において電気探査及び地中レーダ探査を実施した。
電気探査で得られた比抵抗分布は、大局的な地盤構造と調和的であった。工場内では表層媒質の違いによる比抵抗差が大きく、汚染による比抵抗差の検出は難しかったが、工場内外の比抵抗分布の違いがテトラクロロエチレンによる汚染を反映していると仮定すれば、その影響は低比抵抗として検出されると考えられる。地中レーダでは、埋設物に由来する反射異常や局所的に反射強度の大きい領域が確認されたが、汚染濃度との相関性は認められなかったことから、地中レーダの反射断面を用いた汚染分布範囲の推定は困難と思われる。 |
■ キーワード | 電気探査,地中レーダ,テトラクロロエチレン |
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